共有スペースについて

共有スペースの中でも、食品を取り扱うキッチンは一番気を遣うべきところでしょう。
うちのシェアハウスの場合、大事にしているのはそれぞれが使うスペース、
共用するものとしないものをはっきりさせています。

まず食料品の保存については、キッチンに設置している家庭用大型冷蔵庫を

共用にし、ちょうど4段あるスペースを4人で等分して使用しています。
食事に関しては完全にそれぞれが独立して自炊していますし、
食べ物の恨みは恐ろしいので(笑)
特別厳しくルールを敷いているわけでもないのですがよっぽどのことがない限り

相互不可侵です。

ですが、塩や砂糖、醤油といった最低限の調味料や台所スポンジ等の掃除用具は

共用のものを常備しています。
乾物や個人の調味料等は自分たちの部屋で管理するか乾物用の棚に置いています。
こちらは明確にそれぞれの置き場を決めたわけではありませんが、
自然とほとんど等分割にスペースを分けて並べられています。

また、これもルールとして決めているわけではありませんが、
冷蔵庫の中にできるだけ匂いのきついものは入れない、という暗黙の了解があります。
このようにルールとして明言せずとも、お互いが快適に過ごすために自然とできた

習慣が多いですね。

食器や鍋は全て共用にしています。
というより、過去の住人が置いていったものや似たようなものが重ねられて
どれが元々誰のものなのかわからない、という状況です。
基本的には他人に使われたくないものは共用スペースには置かない、
というスタンスで成り立っているので、
キッチンに収納されている食器類は誰が使用してもOKということになっています。

基本的に他人に触れて欲しくないものなら個室にしまっておくべきだ、
という考え方が当然の共通認識として成立しています。
全て自己管理、自己責任に委ねればトラブルも起こりづらく、
うちのような距離感のある同居人同士のシェア生活ならこの方式でうまく回せています。